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基礎知識ライター: すがや

オフィスが暑い原因は「窓」|法人が今すぐ取るべき熱中症・遮熱対策

「エアコンをつけているのに、なぜかオフィスが暑い」——多くの企業から寄せられるお悩みです。実は、その原因の多くはエアコンの能力不足ではなく窓にあります。

この記事では、オフィスが暑くなる仕組みと、2025年6月に義務化された職場の熱中症対策、そして窓からの熱を根本から抑える方法までを、法人のご担当者様向けに整理します。

「冷房を入れているのに暑い」その正体

「冷房を入れているのに暑い」その正体は、窓から熱が侵入している
「冷房を入れているのに暑い」その正体は、窓から熱が侵入している!室内に侵入する熱のうち、窓から侵入している熱は73%にもなります。
  • 窓際の席だけ異常に暑い
  • 午後になると室内全体がムッとする
  • 設定温度を下げると、今度は寒がる社員が出る

こうした声は、多くのオフィスで共通して聞かれます。

冷房が効いているはずなのに「特定の場所だけ暑い」「エアコンの効きが悪い」と感じる——その原因の多くは、エアコンではなく窓にあります。

2025年6月から、職場の熱中症対策が「義務」に

熱中症は屋外だけで起きるものではありません。

2019年5〜9月に熱中症で救急搬送された人のうち38.6%は、住居(敷地内を含む)での発生でした(出典:総務省消防庁/日本気象協会「今年は『室内熱中症』に注意!」2020年5月20日)。2025年6月に施行された改正労働安全衛生規則により、職場における熱中症対策は、これまでの「努力義務」から事業者の義務へと引き上げられました。

違反時には是正指導などの対象となり得るため、企業の法的責任がより明確に問われます。

あわせて、事務所衛生基準規則では、空調設備がある場合、室温を18℃以上28℃以下に保つよう努めることが求められています。オフィスの暑さ対策は、従業員の健康管理・法令遵守・生産性向上のすべてに直結する経営課題です。

オフィスが暑くなる4つの原因

オフィスが暑くなる4つの原因
オフィスが暑くなる4つの原因は、OA機器からの熱、レイアウト、人口密度、そして窓からの侵入。家庭でもオフィスでも屋内に侵入する熱の73%は窓から。では、窓の熱にはどんな対策ができるのでしょうか。
  • 窓からの直射日光・輻射熱:夏の冷房時、室内に侵入する熱の約73%は窓から入ってきます。ブラインドやロールスクリーンでは、室内へ入り込む熱を完全には防げません
  • OA機器からの排熱:パソコン・コピー機・サーバーなどの機器は稼働中に熱を排出し続けます。機器が多いほど排熱も増え、室温上昇の一因になります
  • 人の密度による熱気:在席人数が多いほど風通しが悪くなり、締め切った室内では人自体が熱や湿気の発生源になります
  • 空調の風が届かない:空気の循環が悪いと冷気が行き渡らず、「冷えすぎるエリア」と「まったく冷えないエリア」が生まれます

窓からの熱は、この中でも最大の原因です。根本的な遮熱対策なしにエアコンを強めても、効果は限定的になりがちです。

暑さが招く5つの経営リスク

暑さが招く5つの経営リスク
職場環境の暑さ、放っておくとどんな経営リスクになるのでしょうか。リスクを回避する対策を追ってみていきます。
  • 生産性低下:集中力・作業効率の低下
  • 健康被害:熱中症・頭痛・体調不良
  • 法的リスク:安全配慮義務違反・損害賠償リスク
  • 離職リスク:職場環境への不満による退職
  • 光熱費増大:エアコンの過剰稼働によるコスト増

環境整備を怠ったことで熱中症が生じ、その因果関係が認められれば、安全配慮義務違反に問われる可能性があります。早めの環境整備が重要です。

窓からの熱を防ぐ4つの対策を比較

  • ブラインド・遮熱カーテン:手軽に導入できる一方、熱を完全には遮れません。室内が暗くなり、採光を損なうデメリットもあります
  • 遮熱フィルム:ガラスに貼るだけで遮熱効果が得られますが、大型窓では継ぎ接ぎになりやすく、耐用年数は5〜10年程度。経年で剥がれ・変色が生じ、定期的に貼り替えが必要です。
  • 内窓(二重窓):断熱・防音・結露防止に優れますが、大がかりな工事と高い費用がかかり、法人向けの大規模施工には対応しにくい場合があります
  • 節電ガラスコート:専用のコーティング剤を既存ガラスに塗布するだけで、遮熱・断熱・UVカットの効果を一度に得られます

節電ガラスコートとは?

節電ガラスコートの8つの特徴
節電ガラスコートは、既存の窓ガラスに塗布することでガラスの性能を向上させるものです。詳しく解説していきます。

既存の窓ガラスに専用のコーティング剤をローラーで塗布する施工方法です。ガラス交換や内窓の設置は不要です。

  • 効果:近赤外線を80%以上、紫外線を99%以上カットします
  • 大判ガラスも継ぎ目なし:フィルムのような規格サイズの制約がありません
  • 業務を止めない:最短1日から。段階施工にも対応します
  • 耐久性:耐久年数は15年以上で、貼り替えは不要です
  • 遮熱・断熱効果は環境省の環境技術実証事業をはじめとする第三者機関の試験で確認されています

エアコンとの併用でこそ効果を最大化

節電ガラスコートは、エアコンを不要にするものではありません。

窓からの熱の侵入を減らすことで、エアコンが本来の能力を発揮しやすくなるのがポイントです。

  • 設定温度を上げても快適に感じられる
  • 冷房の稼働時間・消費電力が下がる
  • 窓際の席と奥の席の温度差が解消される
  • 結果として光熱費の削減につながる

こんな法人施設に特に効果的です

  • オフィスビル:大型窓・吹き抜け・天井までの窓
  • 工場・倉庫:大判ガラス、防虫効果も必要な施設
  • 飲食店・カフェ:防虫・UVカット・見栄えを重視する施設
  • 病院・介護施設:結露抑制・衛生面・防虫を重視する施設
  • 学校・教育施設:子どもの熱中症対策・UVカットが必要な施設

費用の目安

  • 施工面積10㎡より:税込13,200円〜/㎡ ※諸経費別
  • 最低施工面積は10㎡です。10㎡未満の場合も10㎡分(132,000円〜・税込)を申し受けます ※諸経費別
  • お見積りは無料です

よくあるご質問

Q. すでにブラインドやフィルムを使っています。それでも効果はありますか?
A. 既存の対策と併用いただけます。窓ガラス自体の遮熱性能を高めることで、ブラインドだけでは防ぎきれない熱の侵入をさらに抑えられます。

Q. 業務を止めずに施工できますか?
A. 最短1日から、営業時間外や休日の施工にも対応しています。段階的な施工もご相談ください。

Q. 網入りガラスやペアガラスにも施工できますか?
A. 網入りガラス・熱線吸収ガラス・ペアガラス(複層ガラス)・LOW-E複層ガラスは熱割れの可能性があります。フィルムよりはリスクが低く施工できるケースもありますが、リスクがゼロになるわけではなく、リスクが高いと判断した場合は施工をお断りしています。これはコーティングに限らず、フィルム施工や窓ガラス自体でも同様のリスクです。可否は公式LINEで窓の写真や図面をお送りいただいたうえでご確認ください。なお熱割れ計算は、リスクがありそうな箇所やご要望があった場合に実施しています。

まとめ

オフィスが暑くなる最大の原因は、窓からの熱です。エアコンの設定変更だけでは根本的な解決になりません。2025年6月に職場の熱中症対策が義務化されたいま、窓への遮熱対策は経営リスクの観点からも避けて通れない課題です。

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「窓際の暑さや電気代の高騰にお悩み」という方もお気軽にご相談ください。お見積りは無料です。法人の方はお問合せフォーム、個人の方は公式LINEで窓の写真・図面・サイズをお送りください。

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この記事に関するよくある質問

Q.節電ガラスコートとは何ですか?
A.今ある窓ガラスの内側のガラスに、施工するガラスコートのことです。夏は近赤外線をカットして太陽からの直射熱が入るのを防ぎ、日射のある日中の空調にかかる負荷を軽減します。環境省の環境技術実証事業(ETV)の実証試験では、夏の冷房時の空調負荷を約25%低減した結果が得られています。これは試験で得られた数値であり、当社の施工事例の数値ではありません。なお電気代全体に対する削減率は「空調費の削減率 × 電気代に占める空調費の割合」で決まる別の数値で、その施設・ご家庭の空調の利用割合によって変わります。たとえば電気代の50%を空調費が占め、空調費が約25%下がった場合の単純計算で、電気代全体のおおよそ12%にあたります。また、紫外線(紫外線A波、紫外線B波)をカットもできます。近赤外線と紫外線をWでカットできるのも節電ガラスコートの特徴です。
Q.デメリットはありますか?
A.主なデメリットとして、施工時に除光液のような溶剤臭が発生すること(換気により2〜3時間でほとんど気にならなくなり、完全に抜けるまでは半日程度)、完全硬化まで夏は約半月・冬は約1か月かかるため窓の清掃をお待ちいただくこと、防音効果や防犯ガラスとしての機能はないことが挙げられます。ただし、低コスト・高耐久・遮熱・UVカットといったメリットを総合的に考えると、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。
Q.節電ガラスコートの特徴は?
A.既存の窓ガラスにコートすると、夏は暑い太陽熱をコートした面で、いったん約60%吸収し、その内の40%近くを再放射します。その分遮熱します。西日など直射日光のきつい窓では、同製品を扱う施工店の調査で、施工箇所と未施工箇所に最大約20℃の温度差が出た事例があります(ガラス張りショールームで13日間測定した個別事例の最大値です。効果は窓の方角・ガラスの種類・建物の条件により異なり、すべてのお客様に同じ効果をお約束するものではありません)。室内全体では2〜3℃の温度低下が見込めます(メーカー公表の一般値で、建物の条件により異なります)。また、紫外線を99%以上カットし、結露の発生を抑制する効果もあります。
Q.UVカット効果はありますか?
A.節電ガラスコートは、すべてUVカット率99%以上です。有害な紫外線による、床や家具の日焼け、洋服などの色褪せ、シミそばかすの原因であるUVをほとんどカットします。また、夏の夜に蛍光灯などの紫外線を発する照明からの紫外線に、複眼の虫である蛾、トンボ、セミなどが集まるのが少なくなります。サービス業や飲食業、コンビニ店内の虫飛来でお困りの方にもメリットになります。
Q.赤外線カット率はどのくらいですか?
A.節電ガラスコートは、近赤外線を80%以上カットします。近赤外線とは、夏の暑い太陽の直射熱の波長域と言われ、朝方の東面や西日から入ってくる熱の正体です。窓ガラスは近赤外線をほとんど遮れないため、そのまま室内に入って床や家具に吸収され、室温を押し上げます。節電ガラスコートはこの近赤外線を窓の面でカットすることで、日射のある日中の暑さと窓際の温度上昇を抑えます。
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すがや

住宅商品のフランチャイズ本部で、技術サポート、リフォームブランド運営、規格住宅ブランドの立ち上げ・運営、研修講師、商品開発、工務店での家づくりサポートを担当。また、工務店の注文住宅づくりでお客様との打ち合わせや、現場を経験。 その後、節電ガラスコートと出会い、現場施工に転身。 暑い/寒いを我慢しない、紫外線攻撃に負けない、そんな住環境を皆様に届けようと日々奮闘。 どんな時も楽しくをモットーに、現場も楽しんでいます。

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