「窓際の家具だけ色あせてきた」
「フローリングの一部だけ日焼けしている」
そんな悩みはありませんか?家具や床、壁紙などの色あせは、窓から入る紫外線の影響で少しずつ進みます。特に日当たりの良い部屋では、気づかないうちに劣化が進んでしまうこともあります。
こうした対策として選ばれているのが、窓ガラスに施工する節電ガラスコートです。カーテンやブラインドのように部屋を暗くしすぎず、明るさや開放感を保ちながら紫外線対策ができます。
この記事では、節電ガラスコートのUVカット効果や選び方をわかりやすく解説します。

窓際の家具やフローリングが日焼けする原因とは?
室内でも紫外線の影響は受ける
窓際の家具やフローリングが日焼けしてしまう主な原因は、窓から室内に入り込む紫外線です。
日当たりの良い部屋では、毎日少しずつ紫外線の影響を受けることで、床や家具、壁紙などの色あせが進みやすくなります。特に、南向きや西向きの部屋、大きな窓がある空間では、こうした変化が起こりやすい傾向があります。
日焼けは少しずつ進むため気づきにくい
家具やフローリングの日焼けはある日突然起こるのではなく、毎日の積み重ねで少しずつ進みます。
そのため、普段見慣れている空間では変化に気づきにくく、「模様替えをしたら床の色が違っていた」「家具を動かしたら置いていた部分だけ色が残っていた」といった形で初めて気付くことも少なくありません。
一度色褪せが目立ってしまうと、元の状態に戻すには修繕が必要となります。だからこそ、目に見える変化が出る前に、窓から入る紫外線への対策を考えておくことが大切です。
節電ガラスコートのUVカット効果とは?
窓から入る紫外線の対策としておすすめなのが、節電ガラスコートです。ここでは、節電ガラスコートの特長や、カーテン・ブラインドとの違いを解説します。
窓に塗るだけで紫外線対策ができる
節電ガラスコートとは、窓ガラスに専用のコーティング剤をローラーで塗布することで、室内に入り込む紫外線を99%以上カットする施工です。ガラス交換や内窓の設置は不要で、既存の窓に施工できます。
家具やフローリング、壁紙などは窓から差し込む紫外線の影響を少しずつ受けるため、日当たりの良い部屋ほど色褪せや劣化が気になりやすくなります。そうした紫外線対策を、窓そのものに施せるのが節電ガラスコートの特長です。

カーテンやブラインドとは違う特徴がある
カーテンやブラインドでも紫外線対策はできますが、閉めている間は景色が見えにくくなったり、室内が暗く感じたりすることがあります。その点、節電ガラスコートは窓ガラスに施工するため、視界や採光を確保できて、開放感を保ちながら対策できるのがメリットです。
また、カーテンは隙間から日差しが入りやすく、カーテン自体が日焼けして劣化することもあります。一方で、節電ガラスコートはガラス全体をカバーできるため、窓そのものに対策しやすい点が特徴です。
節電ガラスコートで期待できる効果
家具やフローリングの色あせを抑えやすい
節電ガラスコートの代表的なメリットは、家具やフローリング、壁紙、ソファ、カーテンなど紫外線による色あせ対策につながりやすいことです。窓際は日差しの影響を受けやすく、毎日少しずつ紫外線を浴びることで、床やインテリアの色味に差が出ることがあります。窓ガラスに施工しておくことで、こうした紫外線による日焼けを抑えやすくなります。
特に、新築や引っ越し後のきれいな状態を長く保ちたい方や、お気に入りの家具をできるだけ傷ませたくない方にとっては、早めに取り入れるほどメリットが大きいです。すでに築年数が経っている建物でも、施工した時点からそれ以上の紫外線による劣化を抑えることにつながります。
明るさを変えずに紫外線対策できる
窓まわりの紫外線対策としてカーテンやブラインドを使う方法もありますが、閉めたままでは室内が暗く感じたり、景色が見えなくなります。その点、節電ガラスコートはガラス面に施工するため、透明タイプであれば採光や開放感を保ちながら紫外線対策できます。
「部屋は明るいままにしたい」「せっかくの眺望を損ねたくない」という方にとって、窓そのものに対策できるのは大きなメリットです。見た目をほとんど変えずに取り入れやすい対策です。
遮熱・結露抑制効果も期待できる
節電ガラスコートには、紫外線対策だけでなく、赤外線を80%以上カットする遮熱効果や、結露の発生を50%以上抑制する効果も備わっています(メーカー公表値。完全に防ぐことはできません)。そのため、単に家具やフローリングの日焼けを防ぐだけでなく、「夏の暑さも気になる」「冬場の結露も何とかしたい」といった別の悩みにも対応しやすくなります。
窓まわりの悩みはひとつだけとは限りません。紫外線対策をきっかけに、遮熱性や結露対策も含めて見直すことで、より快適な空間づくりにつながります。

節電ガラスコートの注意点
節電ガラスコートは、家具やフローリングの日焼け対策として役立つ一方で、あらかじめ知っておきたい注意点もあります。
網入りガラス・ペアガラスは事前確認が必要
網入りガラスやLow-E複層ガラス(ペアガラス)は、施工内容によっては熱割れのリスクがあります。節電ガラスコートはフィルムよりは熱割れリスクが低く、施工できるケースもありますが、リスクがゼロになるわけではなく、リスクが高いと判断した場合は施工をお断りしています。これはコーティングに限らず、フィルム施工や窓ガラス自体でも同様のリスクです。自己判断せず、公式LINEで窓の写真や図面をお送りいただいたうえでご確認ください。なお熱割れ計算は、リスクがありそうな箇所やご要望があった場合に実施しています。
節電ガラスコートはどんな人におすすめ?
家具や床の日焼けが気になる人
すでに窓際の家具やフローリングの色あせが気になっている方には、節電ガラスコートがおすすめです。今ある劣化を元に戻すことは難しくても、これ以上の紫外線によるダメージを抑える対策にはつながります。新築や引っ越し後など、できるだけきれいな状態を長く保ちたい方にも向いています。
日当たりの良い部屋で過ごす時間が長い人
南向きや西向きの部屋、大きな窓がある空間など、日差しが入りやすい部屋で長く過ごす方にも節電ガラスコートはおすすめです。快適な明るさはそのままに、紫外線による負担を減らしたい方にとって、窓に直接対策できるのは取り入れやすい方法です。
カーテンを閉めっぱなしにしたくない人
「紫外線対策はしたいけれど、昼間でもカーテンを閉めておくのは嫌」という方にも、節電ガラスコートは向いています。カーテンを開けたままでも紫外線対策できるのが魅力で、窓辺の明るさや景観をできるだけ損ねずに対策したい方には、相性の良い方法といえるでしょう。

家具・床を守る対策の選び方|3つのポイント
家具やフローリングの日焼け対策には、カーテン・遮熱フィルム・ガラスコーティングなど、いくつかの方法があります。次の3つのポイントで比べると、ご自宅に合った対策を選びやすくなります。
ポイント1:効果をどれくらい長く保ちたいか
手軽さで選ぶならカーテンやブラインドですが、隙間から日差しが入りやすく、カーテン自体が日焼けして劣化することもあります。
窓に貼る遮熱フィルムの耐用年数は一般に5〜10年、節電ガラスコートは15年以上が目安(屋内施工の場合・メーカー調べ)とされており、貼り替えや塗り直しの頻度まで含めて考えると、長期的な手間とコストが変わってきます。
ポイント2:部屋の明るさや見た目を変えたくないか
遮光カーテンは閉めている間、部屋が暗くなります。フィルムにはミラー調など見た目が変わるタイプもあります。
節電ガラスコートは無色透明に近く、部屋の明るさや窓からの眺めをほぼ変えずに紫外線を99%以上カットできるのが特徴です。すりガラス(型板ガラス)の窓には、専用のすりガラスタイプもあります。
ポイント3:窓の種類に合っているか
網入りガラスやLow-E複層ガラス(ペアガラス)は、対策の種類によっては熱割れのリスクがあります。特にフィルムをDIYで貼る場合は注意が必要です。施工前にガラスの種類と設置状況を確認し、熱割れのリスクを先に説明してくれる施工店に相談すると安心です。
なお節電ガラスコートは全施工店で統一価格のため、施工店による金額の差はほとんどありません。費用の目安は、節電ガラスコートの費用の解説記事で詳しく紹介しています。
まとめ|紫外線対策は早めの見直しが大切
家具やフローリングの日焼けは、窓から入る紫外線の影響によって少しずつ進んでいきます。だからこそ、色あせや劣化が目立つ前に対策を考えることが大切です。節電ガラスコートは、明るさや開放感を保ちながら紫外線対策しやすいのが魅力で、住まいをきれいな状態で長く保ちたい方に向いています。
ただし、日焼け対策には窓の種類や部屋の条件に合わせた確認が欠かせません。網入りガラス・ペアガラスなどは熱割れの可能性があり、リスクが高いと判断した場合は施工をお断りしています。だからこそ、失敗を防ぐためには、公式LINEで窓の写真や図面をお送りいただき、施工店に相談しながら進めるのが安心です。
窓の状態やお悩みによって最適な対策は異なります。お問い合わせフォームより、まずはお気軽にご相談ください。
関連コラム
- 節電ガラスコートは必要?窓ガラスフィルム・ブラインド/カーテンとの違いを比較
- 窓の遮熱・断熱と補助金制度
- 窓の結露対策ガイド
この記事に関するよくある質問
- Q.節電ガラスコートとは何ですか?
- A.今ある窓ガラスの内側のガラスに、施工するガラスコートのことです。夏は近赤外線をカットして太陽からの直射熱が入るのを防ぎ、日射のある日中の空調にかかる負荷を軽減します。環境省の環境技術実証事業(ETV)の実証試験では、夏の冷房時の空調負荷を約25%低減した結果が得られています。これは試験で得られた数値であり、当社の施工事例の数値ではありません。なお電気代全体に対する削減率は「空調費の削減率 × 電気代に占める空調費の割合」で決まる別の数値で、その施設・ご家庭の空調の利用割合によって変わります。たとえば電気代の50%を空調費が占め、空調費が約25%下がった場合の単純計算で、電気代全体のおおよそ12%にあたります。また、紫外線(紫外線A波、紫外線B波)をカットもできます。近赤外線と紫外線をWでカットできるのも節電ガラスコートの特徴です。
- Q.デメリットはありますか?
- A.主なデメリットとして、施工時に除光液のような溶剤臭が発生すること(換気により2〜3時間でほとんど気にならなくなり、完全に抜けるまでは半日程度)、完全硬化まで夏は約半月・冬は約1か月かかるため窓の清掃をお待ちいただくこと、防音効果や防犯ガラスとしての機能はないことが挙げられます。ただし、低コスト・高耐久・遮熱・UVカットといったメリットを総合的に考えると、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。
- Q.UVカット効果はありますか?
- A.節電ガラスコートは、すべてUVカット率99%以上です。有害な紫外線による、床や家具の日焼け、洋服などの色褪せ、シミそばかすの原因であるUVをほとんどカットします。また、夏の夜に蛍光灯などの紫外線を発する照明からの紫外線に、複眼の虫である蛾、トンボ、セミなどが集まるのが少なくなります。サービス業や飲食業、コンビニ店内の虫飛来でお困りの方にもメリットになります。
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この記事を書いた人
すがや住宅商品のフランチャイズ本部で、技術サポート、リフォームブランド運営、規格住宅ブランドの立ち上げ・運営、研修講師、商品開発、工務店での家づくりサポートを担当。また、工務店の注文住宅づくりでお客様との打ち合わせや、現場を経験。 その後、節電ガラスコートと出会い、現場施工に転身。 暑い/寒いを我慢しない、紫外線攻撃に負けない、そんな住環境を皆様に届けようと日々奮闘。 どんな時も楽しくをモットーに、現場も楽しんでいます。
施工後のリアルな感想は
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