窓の遮熱対策は、節電ガラスコートショップにお任せください。
法人向けライター: すがや

タワーマンションで結露が起きるのはなぜ?高気密・大開口の住戸で効く窓の断熱対策

冬になると、管理組合や管理会社に「窓が濡れる」「サッシに水がたまる」「窓まわりにカビが出た」という相談が増えます。とくにタワーマンションでは、同じ時期に同じ方位の住戸から声が集中しがちです。

結露は住まい方だけの問題ではなく、建物の条件によって起こります。仕組みを整理したうえで、管理側が取れる窓の対策と、その限界までを解説します。

結露は「冷えたガラス面」と「逃げ場のない水蒸気」で起きます

窓ガラスの結露イメージ
結露は、室内の水蒸気が冷たいガラス面に触れて水滴になる現象です。
  • 室内の空気が冷たいガラス面に触れ、露点温度を下回ると水滴になります
  • タワーマンションは窓が大きいため、冷やされる面積そのものが大きくなります
  • 気密性が高く窓も開けにくいため、発生した水蒸気が室内にとどまりやすい構造です
  • 対策の要は「ガラス面を冷やさないこと」。つまり、ガラス面の冷えをやわらげる対策をとることです

タワーマンションで結露が集中する3つの条件

① 大きなガラス面が外気で冷やされる

外気で冷やされる大きなガラス面のイメージ
大きなガラス面は外気に直接さらされ、冬はガラス面の温度が下がりやすくなります。

眺望を重視した設計のため、床までの大きなサッシやFIX窓(はめ殺し窓)、ガラスカーテンウォールが多用されます。開口部の比率が高いということは、冬に冷やされる面が広いということでもあります。

大きなガラス面は外気に直接さらされるため、冬はガラス面の温度が下がりやすくなります。窓が大きい建物ほど、この影響を強く受けます。

② 気密性が高く、水蒸気が室内にとどまりやすい

近年のマンションは気密性が高く、調理・入浴・洗濯・加湿器・人の呼吸から出た水蒸気が、自然には抜けにくくなっています。断熱性能が高い住戸ほど、室内の水蒸気量は増えやすい傾向があります。

③ 窓が開けられず、24時間換気だけでは追いつかない

高層階は風圧が強く、落下防止の観点からも窓の開閉が制限されているか、FIX窓で開かないケースが多くあります。

2003年の改正建築基準法によりシックハウス対策として住宅の居室などに機械換気設備の設置が義務づけられています。

ただし24時間換気は化学物質を含む空気を入れ替えるための設備であり、結露を防ぐための除湿装置ではありません。

さらに冬は、大きなガラス面で冷やされた空気が下へ降りる「コールドドラフト」が起こります。設定温度を上げても窓際だけ寒い、という状態です。

窓際の空気が冷えるほど、そこで結露が生じやすくなります。

放置すると何が起きるか

タワーマンションの大きな窓のイメージ
放置すると、カビや内装材の劣化、原状回復をめぐるトラブルにつながります。
  • 窓枠・木部・クロスにカビが発生し、清掃や張り替えの費用が発生します
  • 結露水がサッシ下や床に落ち、内装材の劣化や下地の傷みにつながります
  • 賃貸住戸では、原状回復の負担をめぐって貸主・借主間のトラブルになりやすい部分です
  • 窓際が寒いままだと暖房の設定温度が上がり、空調の電力使用量が増えます

「毎日拭いてください」という案内だけでは解決しません。ガラス面の温度が上がらない限り、条件がそろえば必ず再発します。

対策の選択肢と、それぞれの限界

内窓(二重窓)のイメージ
内窓(二重窓)。断熱・防音の効果は高い一方、費用と設置条件のハードルがあります。

換気・除湿は基本ですが、大開口の住戸ではガラス面の冷えを打ち消すには足りません。市販の断熱シートは手軽な一方、耐久性が低く、見た目も変わります。

窓は多くのマンションで共用部分として扱われるため、住戸ごとに施工する場合は、管理規約と理事会への申請の要否を事前にご確認ください。

内窓(二重窓)は断熱・防音の効果が最も高く、補助金の対象にもなります。一方で費用は高く、FIX窓やサッシ形状によっては設置できません。

開閉と掃除の手間、搬入経路やエレベーターの養生調整も、全戸展開のハードルになります。

ガラス交換(Low-E複層ガラスなど)は性能を根本から改善でき、補助金の対象です。ただし共用部分の改修として総会決議・計画修繕での実施が原則となり、全戸となると費用規模が大きくなります。

タワーマンションでは外部足場を組めないため、いずれにしても室内側で完結する工法かどうかが現実的な判断軸になります。

結露対策の選択肢比較(換気・断熱シート・内窓・ガラス交換・節電ガラスコート)
結露対策の選択肢比較。タワーマンションでは、室内側で完結する工法かどうかが判断軸になります。

節電ガラスコートとは?

節電ガラスコートの8つの特徴|暑さ軽減・日焼け防止・結露抑制・防虫対策・節電省エネ・15年耐久・工事不要・透明/すりガラス
節電ガラスコートの8つの特徴。結露の発生を50%以上抑制します(メーカー公表値。完全に防ぐことはできません)。

既存の窓ガラスの室内側に専用のコーティング剤をローラーで塗布し、遮熱・紫外線カット・結露抑制の性能を付加する工法です。ガラスもサッシも交換せず、内窓も設置しません。

近赤外線を80%以上、紫外線を99%以上カットし、冬の室内結露の発生を50%以上抑制します(メーカー公表値。完全に防ぐことはできません)。

結露を抑えるのは、コーティングが熱を吸収してガラス面が暖まる特性によるものです。水滴が付きにくくなり、結露を放置した場合に生じやすいカビ・ダニの発生リスクの低減につながります。

  • 室内側からの施工でゴンドラも足場も不要。1住戸あたり最短1日で、居住したまま施工できます
  • 塗布式のため継ぎ目が出ず、大判ガラスやFIX窓でもガラス1枚を均一に仕上げられます
  • 透明タイプはわずかに青みがかる程度で、外から見た建物の統一感を保てます
  • 耐久年数は15年以上が目安(屋内施工の場合・メーカー調べ)で、貼り替えは不要です。日常のお手入れは水または中性洗剤での通常清掃で問題ありません
  • 透明ガラスへの施工は剥離・塗り直しが可能なため、賃貸住戸でも導入できます(型ガラスなどテクスチャーのあるガラスは剥離できません)
  • 費用の目安は税込13,200円〜/㎡(税入12,000円〜。※10㎡より、諸経費別)です。最低施工面積は10㎡で、これを下回る面積でも10㎡分(税込132,000円〜)を申し受けます
  • 複層ガラス(ペアガラス)・LOW-E複層ガラス・網入りガラス・熱線吸収ガラスは熱割れの可能性があります。フィルムよりはリスクが低く施工できるケースもありますが、リスクが高いと判断した場合は施工をお断りしています(熱割れ計算は、リスクがありそうな箇所やご要望があった場合に実施しています)

遮熱効果は、環境省の環境技術実証事業(ETV)をはじめとする第三者機関の試験で確認されています。自社試験ではない客観的なデータがあることは、管理組合の合意形成において重要な材料になります。

なお、結露は室内の水蒸気量にも左右されます。窓の対策をしたうえで、換気と湿度管理を併せて案内するのが確実です。

補助金の考え方

2026年度は「先進的窓リノベ2026事業」が実施されています。対象工事はガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換で、補助額の上限は1戸あたり100万円です。

補助対象者には集合住宅の管理組合・管理組合法人も含まれ、申請は登録された窓リノベ事業者が行います。

ここは正直にお伝えします。ガラスコーティングはこの事業の対象工事に含まれておらず、節電ガラスコートは補助対象外です。

被害の大きい方位・住戸には補助金を活用して内窓やガラス交換を行い、その他の住戸や共用部の大開口には節電ガラスコートを展開する。

この組み合わせであれば、限られた修繕予算でも建物全体の結露リスクと空調負荷を下げられます。

なお、自治体が独自の助成制度を設けている場合もあり、内容は自治体ごとに異なります。適用の可否は、所管の担当課または各事業の事務局へ事前にご確認ください。

よくあるご質問

マンションの窓への節電ガラスコート施工事例
マンションの窓への施工事例。室内側からのローラー塗布で、足場もゴンドラも不要です。

Q. 窓ガラスは共用部分ですが、施工できますか?

国土交通省のマンション標準管理規約では、各住戸に附属する窓枠・窓ガラスは専有部分に含まれず、専用使用権のある共用部分として扱われるため、管理組合の承認が必要です。

※実際の扱いは各マンションの管理規約の定めによります。

同規約第22条は、断熱など住宅の性能向上に資する開口部の改良工事を、管理組合が責任と負担において計画修繕として実施するものと定めています。

一方で、管理組合が速やかに実施できない場合は、区分所有者が理事長に申請して承認を受けることで、自分の住戸の窓を自己負担で施工することもできます。

Q. 結露はゼロになりますか?

いいえ。節電ガラスコートは結露の発生を50%以上抑制する性能(メーカー公表値)ですが、室内の水蒸気量が極端に多い環境では結露が生じることがあります。換気・湿度管理と併用してください。

Q. すでにカビが出ている窓にも施工できますか?

施工前に清掃と乾燥が必要です。公式LINEで窓の写真をお送りいただき、状態を確認のうえ、下地処理の要否を含めてご案内します。

まとめ

タワーマンションの結露は、大きなガラス面が冷やされること、高い気密性で水蒸気が逃げにくいこと、窓が開けられないことが重なって起こります。

原因が窓にある以上、拭き取りや換気の呼びかけだけでは再発します。

外部足場を組めないタワーマンションでは、室内側から窓に対策できる工法が現実的な選択肢になります。

まずは竣工図でのガラス仕様の確認と、公式LINEでの窓の写真・図面の共有から始めてください。

ガラスの種類によって施工の可否が変わるため、ガラスの種類と設置状況の確認が最初の一歩です。

「職人社長の家づくり工務店」さんの動画で、節電ガラスコートをご紹介いただきました。該当箇所から再生されます。

施工事例一覧 https://glasscoat-paint.com/cases

参考・出典

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※本記事に記載の法令・補助制度の内容は2026年8月2日時点の情報です。制度の内容・予算の消化状況・受付期間は変更される場合があり、自治体独自の制度は地域ごとに異なります。

適用の可否については、所管の担当課または各事業の事務局へ事前にご確認ください。

この記事に関するよくある質問

Q.節電ガラスコートとは何ですか?
A.今ある窓ガラスの内側のガラスに、施工するガラスコートのことです。夏は近赤外線をカットして太陽からの直射熱が入るのを防ぎ、日射のある日中の空調にかかる負荷を軽減します。環境省の環境技術実証事業(ETV)の実証試験では、夏の冷房時の空調負荷を約25%低減した結果が得られています。これは試験で得られた数値であり、当社の施工事例の数値ではありません。なお電気代全体に対する削減率は「空調費の削減率 × 電気代に占める空調費の割合」で決まる別の数値で、その施設・ご家庭の空調の利用割合によって変わります。たとえば電気代の50%を空調費が占め、空調費が約25%下がった場合の単純計算で、電気代全体のおおよそ12%にあたります。また、紫外線(紫外線A波、紫外線B波)をカットもできます。近赤外線と紫外線をWでカットできるのも節電ガラスコートの特徴です。
Q.デメリットはありますか?
A.主なデメリットとして、施工時に除光液のような溶剤臭が発生すること(換気により2〜3時間でほとんど気にならなくなり、完全に抜けるまでは半日程度)、完全硬化まで夏は約半月・冬は約1か月かかるため窓の清掃をお待ちいただくこと、防音効果や防犯ガラスとしての機能はないことが挙げられます。ただし、低コスト・高耐久・遮熱・UVカットといったメリットを総合的に考えると、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。
Q.施工にかかる時間はどのくらいですか?
A.窓の面積や枚数によりますが、一般的な住宅(窓10枚程度)であれば1日で完了します。オフィスビルなどの大規模案件でも、1フロアあたり1〜2日が目安です。コートの乾燥時間は夏場で約30分、冬場で約1時間です。
Q.オフィスビルや商業施設など、大規模施設にも対応できますか?
A.はい、対応可能です。節電ガラスコートは、DAISO様の全国1,100店舗以上への導入や、リッツ・カールトン・インド(約2,000㎡)の大規模施工など、法人・大規模案件での導入実績がある製品です(いずれもメーカー本部を通じた導入実績です)。オフィスビル、ホテル、病院、工場、店舗など、あらゆる法人施設に対応しております。まずはお気軽にご相談ください。
Q.法人向けの見積もり・契約の流れを教えてください。
A.まずはお問い合わせフォームまたは公式LINEよりご連絡ください。法人のお客様には無料の現地調査を承っております。窓の種類・面積・環境を確認した上で、最適なプランとお見積もりをご提出いたします(公式LINEで窓の写真・図面・サイズをお送りいただく形での概算見積にも対応しています)。ご契約後は、業務への影響を最小限に抑えるスケジュールで施工いたします。施工は最短1日で完了し、営業時間外や休業日の作業も承っております(6:00〜9:00/18:00〜23:00は25%割増、23:00〜6:00は50%割増となります)。
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すがや

住宅商品のフランチャイズ本部で、技術サポート、リフォームブランド運営、規格住宅ブランドの立ち上げ・運営、研修講師、商品開発、工務店での家づくりサポートを担当。また、工務店の注文住宅づくりでお客様との打ち合わせや、現場を経験。 その後、節電ガラスコートと出会い、現場施工に転身。 暑い/寒いを我慢しない、紫外線攻撃に負けない、そんな住環境を皆様に届けようと日々奮闘。 どんな時も楽しくをモットーに、現場も楽しんでいます。

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