断熱シートと遮熱フィルムの違いとは?窓の暑さ・寒さ対策を正しく選ぶガイド【2026年版】

「断熱シート」と「遮熱フィルム」は何が違うの?

ホームセンターに行くと「断熱シート」「遮熱シート」「遮熱フィルム」「断熱フィルム」と似たような商品名が並んでいて、どれを選べばいいか迷った経験はありませんか?
実はこれらの言葉、販売場所・厚み・目的によって使い分けられており、正しく理解しないと「買ったけど思ったような効果がなかった」「貼ったら失敗した」という結果になりかねません。
この記事では違いを整理した上で、DIYの限界とプロ施工の選択肢まで公平に解説します。
まず整理!名称と実態の違い
窓ガラスに施工するガラスフィルムの中で「遮熱フィルム」と「遮熱断熱フィルム」があります。ホームセンターなどでは「遮熱シート」「断熱シート」と表現されている場合もあります。
つまり「フィルム」か「シート」かは機能の違いではなく、販売チャネルや厚みによる呼び名の違いがほとんどです。
呼び名 | 実態 | 主な販売場所 | 厚み |
|---|---|---|---|
遮熱フィルム | 薄い透明フィルム・夏の遮熱特化 | 専門業者・ネット | 薄い(数十μm) |
断熱フィルム | 遮熱+断熱の両方を持つフィルム | 専門業者・ネット | 薄い(数十μm) |
遮熱シート | 遮熱フィルムとほぼ同じもの | ホームセンター | やや厚め |
断熱シート | プチプチ系・アルミ系など | ホームセンター・100均 | 厚め(数mm) |
「遮熱」と「断熱」の機能の違い
名称だけでなく、機能の違いも重要です。
断熱シートは室内側の窓にシートを貼ることで熱の出入りを抑制し「夏は涼しい・冬は暖かい」状態にするためのものです。遮熱フィルムは遮熱に特化し、室内に入り込む熱をカットします。遮熱フィルムにはUVカット機能が備わっているものが多く、家具の日焼け対策にも有効です。
機能 | 断熱シート | 遮熱フィルム |
|---|---|---|
夏の遮熱 | ○ | ◎ |
冬の断熱 | ◎ | △ |
UVカット | △ | ◎ |
通年使用 | ◎ | △(夏向き) |
目隠し効果 | △ | ○(ミラータイプ) |
シンプルに言うと:
- 夏の暑さをどうにかしたい → 遮熱フィルム・遮熱シート
- 冬の寒さ・結露をどうにかしたい → 断熱シート
- 1年中快適にしたい → 断熱フィルム(遮熱+断熱の両方)または節電ガラスコート

DIYでの施工 実際はどれくらい大変?
「自分で貼れば安くできる」と思って挑戦したものの、想像以上に難しかった…という声は少なくありません。
DIYでよくある失敗
最初からシール状になっているため手間なく簡単に貼れるのですが、初回の位置合わせに失敗するとしっかり貼り付いてしまい、直すのが一苦労です。
特に粘着式の断熱シートの貼り付けを失敗すると、断熱シートの接着面同士がくっついて剥がれなくなります。吸着式は貼り付けをやり直せますが、何度も貼り直しをしていると窓ガラスと断熱シートが汚れて見た目が悪くなります。
DIYでの主な失敗パターン
- 気泡・シワが入って見栄えが悪くなる
- 位置がずれてやり直しができない
- 大きな窓は1人では貼れない
- 剥がすときにのりが残ってしまう
- 裏表を間違えて効果が出ない
⚠️ 貼れないガラスがある
DIYで最も注意が必要なのが「ガラスの種類の見極め」です。
注意が必要なのは網入りガラスです。網入りガラスはガラスの中に金属のワイヤーが入っています。ガラスと金属は熱膨張率が違い、フィルムによって窓ガラスに熱がこもってしまうと、熱変化によって窓ガラスが割れてしまう可能性があるのです。
複層ガラスやLow-E複層ガラスも割れてしまう可能性があるため注意が必要です。
DIYが難しいガラスの種類
ガラスの種類 | リスク |
|---|---|
網入りガラス | 熱割れの危険性 |
複層ガラス(ペアガラス) | 熱割れの危険性 |
Low-Eガラス | 熱割れの危険性 |
型ガラス・磨りガラス | 凹凸面で密着しにくい |
強化ガラス | 傷がつきやすい |
自分の窓がどの種類かを正確に判断するのは、専門知識がないと難しいのが実情です。
DIYシートの耐久性の問題
断熱シートの貼り替えの目安は半年〜1年といわれています。たとえ断熱性能は保たれていたとしても、貼り付けてから半年〜1年が過ぎたシートは粘着力が低下してきます。
つまりDIYシートは毎年・毎シーズンの貼り替えが必要です。年2回の作業コスト・材料費・手間を長期で積み上げると、思ったほど安くないケースもあります。
DIYシート・フィルム vs プロ施工 どちらがあなたに向いている?
項目 | DIYシート・フィルム | プロ施工フィルム | 節電ガラスコート |
|---|---|---|---|
初期費用 | ◎ 安い | ○ 中程度 | ○ 12,000円/㎡〜 |
施工の手間 | △ 自分でやる必要あり | ◎ 業者任せ | ◎ 業者任せ |
仕上がりの品質 | △ 気泡・ズレが起きやすい | ◎ プロの仕上がり | ◎ プロの仕上がり |
耐久年数 | △ 半年〜1年 | ○ 5〜15年 | ◎ 15年以上 |
網入りガラス対応 | ✕ 熱割れリスク | △ 要相談 | △ 要相談 |
型ガラス対応 | △ 難しい | △ 難しい | ◎ 対応可能 |
遮熱効果 | △〜○ | ○ | ◎ 赤外線80%カット |
結露抑制 | △ | △ | ◎ 50%抑制 |
防虫効果 | ✕ | ✕ | ◎ あり |
DIYが向いているケース・プロ施工が向いているケース
DIYシート・フィルムが向いているケース
- とにかく今すぐ・低コストで試したい
- 賃貸で原状回復が必要
- 小さな窓1〜2枚だけ対策したい
- 季節ごとに貼り替えてもOK
プロ施工(節電ガラスコート)が向いているケース
- 長期的なコストパフォーマンスを重視したい
- 仕上がりの美しさにこだわりたい
- 大きな窓・窓の枚数が多い
- 型ガラス・磨りガラスの窓がある
- 遮熱だけでなく防虫・結露抑制も同時に解決したい
- 毎年の貼り替え作業が面倒
節電ガラスコートはDIYできる?

節電ガラスコートは、専用のコーティング剤を窓ガラスに塗布する施工です。
DIYシートのように「買ってきて貼るだけ」とはならず、専門の技術・道具・施工手順が必要です。塗りムラや施工不良が起きると本来の遮熱・断熱効果が発揮されないため、プロへの依頼を強くおすすめします。
逆に言えば、プロが施工するからこそ15年以上の耐久性・均一な仕上がり・赤外線80%カットという高い効果が保証されます。
まとめ:あなたの状況に合った選択を
窓の暑さ・寒さ対策は「どれが絶対に正解」ということはありません。予算・窓の種類・求める効果・手間のかけられる量によって最適な選択は変わります。
あなたの状況 | おすすめ |
|---|---|
今すぐ低コストで試したい | DIY断熱シート・遮熱フィルム |
仕上がりと耐久性にこだわりたい | プロ施工フィルムまたは節電ガラスコート |
型ガラス・磨りガラスの窓がある | 節電ガラスコート |
遮熱+防虫+結露をまとめて解決したい | 節電ガラスコート |
毎年の貼り替えが面倒 | 節電ガラスコート(15年以上) |
網入りガラスで困っている | まずご相談ください |
窓の対策について不明な点や、どの選択肢が最適かわからない場合は、まずお気軽にご相談ください。無料見積もり・無料相談は最短即日対応いたします。
📞 045-777-1111 / LINE公式アカウント / お問い合わせフォーム / 簡単見積はこちら
この記事を書いた人
すがや
コンサル会社の技術サポート部、企画住宅ブランド立ち上げ、研修講師、商品開発、工務店での家づくりサポートやメンテナンスに携わる。FC本部から工務店など住宅業界の経験を経て、節電ガラスコートの現場施工・管理に。暑い/寒いを我慢しない、紫外線攻撃に負けない、そんな暮らしの環境を皆様に届けるため、奮闘中。
インスタグラマーとのコラボ
有名インスタグラマーさんのご自宅にも節電ガラスコートが採用されています。
メディア掲載歴
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