窓の遮熱対策は、節電ガラスコートショップにお任せください。
法人向けライター: 多田

病院の赤字が続くなか、電気代を窓から約4.4%減らす試算

病院の経営は、物価と人件費の上昇で厳しい状況が続いています。
病院団体の最新の調査でも、本業の医業利益が赤字の病院は4分の3にのぼります。

医薬品や給与のように、減らしたくても減らせない費用が増えています。
そのうえ病棟の空調は24時間止められず、患者さんに暑さを我慢してもらう節電もできません。

この記事では、調査の数字から、病院の費用のなかで電気代がどのくらいの重さかを確かめます。
そのうえで、病棟を止めずに窓から電気代を減らす見込みを試算します。

病院の赤字が続くなか、電気代を窓から約4.4%減らす試算
病院の費用のなかで、電気代は自院の判断で見直せる費用のひとつです。

2026年度の調査で見える病院の経営

一般社団法人 日本病院会など病院団体の3団体が、2026年10月に「2026年度 病院経営定期調査」の中間報告を公表しました。
有効回答は848病院です。

2024年度と2025年度を比べた全病院(804病院)の集計では、医業収益が2.9%増えた一方、医業費用は3.1%増えました。

項目

2024年度

2025年度

医業利益(100床あたり)

約2億2,565万円の赤字

約2億4,028万円の赤字

医業利益率

−7.8%

−8.1%

医業利益が赤字の病院の割合

76.7%

75.1%

金額は100床あたりの平均です(集計した病院の平均病床数は283床)。
医業利益は、本業の収益から本業の費用を引いた損益です。

医業利益が赤字の病院の割合は2024年度76.7%、2025年度75.1%。医業利益率は−7.8%から−8.1%。100床あたりの医業利益は約2億2,565万円の赤字から約2億4,028万円の赤字へ
医業利益が赤字の病院の割合と医業利益率(2024→2025年度)/出典:一般社団法人 日本病院会・公益社団法人 全日本病院協会・一般社団法人 日本医療法人協会「2026年度 病院経営定期調査 -中間報告(集計結果)-」(2026年10月20日)

2026年6月を前年同月と比べると、医業利益が赤字の病院の割合は72.1%から55.4%に下がり、改善の兆しも見えています。
それでも、半数を超える病院で本業の赤字が続いています。

出典:一般社団法人 日本病院会・公益社団法人 全日本病院協会・一般社団法人 日本医療法人協会「2026年度 病院経営定期調査 -中間報告(集計結果)-」(2026年10月20日)

病院の費用のなかで、電気代はどのくらいか

同じ調査には、100床あたりの医業費用の内訳も載っています。
2025年度の電気料金は年間約3,390万円でした。

ガスや水道などを合わせた水道光熱費は、年間約5,609万円です。

費用の項目(100床あたり)

2025年度

前年度比

給与費

約15億4,735万円

+2.5%

材料費(医薬品・診療材料など)

約9億1,717万円

+5.1%

設備関係費

約2億7,439万円

+1.8%

委託費

約2億3,220万円

+5.2%

水道光熱費

約5,609万円

−3.4%

うち電気料金

約3,390万円

−2.9%

100床あたりの医業費用の内訳(2025年度)。給与費48.0%、材料費28.5%、設備関係費8.5%、委託費7.2%、経費5.5%、その他2.3%。電気料金は医業費用の約1.1%で年間約3,390万円
100床あたりの医業費用の内訳(2025年度)/出典:一般社団法人 日本病院会・公益社団法人 全日本病院協会・一般社団法人 日本医療法人協会「2026年度 病院経営定期調査 -中間報告(集計結果)-」(2026年10月20日)

削りにくい費用と、自院で手を打てる費用

医業費用の半分近くは給与費です。
賃上げや人材の確保のために、むしろ増やさざるを得ない費用です。

材料費のうち医薬品費は、前年度より5.7%増えました。
患者さんの治療に欠かせないもので、病院の判断だけでは減らせません。

委託費も、給食や設備の保守など、病院の運営に欠かせないものが中心です。

これに対して電気代は、設備と使い方の工夫で、病院が自ら見直せる費用です。
毎年かかる費用なので、一度対策をすれば、その後の年の費用の見直しにもつながります。

病院の電気は何に使われているか

資源エネルギー庁の資料では、医療機関の電力のうち空調が34.7%、照明が32.6%を占めます(夏の17時頃)。

病棟の空調は24時間止められません。
室温は患者さんの体調に関わるため、設定温度を上げる節電にも限りがあります。

照明の間引きや消灯は手軽な対策ですが、病棟や外来に必要な明るさとの兼ね合いがあります。
そこで目を向けたいのが、空調の負担そのものを軽くする対策です。

窓から入る熱を減らすと、空調の負担が軽くなる

夏は室内へ入る熱の約73%が、窓などの開口部から入ります(一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会)。

病室はベッドが窓際に並び、食堂やデイルーム、ロビーは窓が大きく作られています。
窓から入る日射の熱が、空調の負担を重くしています。

窓からの熱の流入を防ぐことが、室内の快適性を高めるうえでも重要です。

節電ガラスコートとは

節電ガラスコートは、いま入っている窓ガラスの内側に、専用の液剤をローラーで塗る遮熱コーティングです。
ガラスの交換や内窓のような大がかりな工事は要りません。

近赤外線を80%以上、紫外線を99%以上カットし、遮熱効果は環境省の環境技術実証事業(ETV)で実証されています。

太陽の赤外線を、コート面でいったん約60%吸収し、そのうち約40%を入ってきた側へ再放射することで、室内への熱の流入を抑えます。

施工後も可視光透過率は75%以上で、仕上がりは薄い水色です。
効果を発揮するのは、日差しのある日中が中心です。

節電ガラスコートの主な性能。赤外線80%以上カット、紫外線99%以上カット、15年以上の耐久(屋内施工の場合・メーカー調べ)、塗膜の厚み約8μm
節電ガラスコートの主な性能。耐久年数は屋内施工の場合・メーカー調べです

電気代は何%下がるか(試算)

環境省の環境技術実証事業(ETV)で、夏の冷房時は約25%、通年では12.8%の空調負荷を低減した試験結果がございます。

空調が電気代の34.7%を占める医療機関であれば、電気代全体で約4.4%削減できる見込みです(通年の削減率で試算)。

計算式:34.7%(空調の割合)×12.8%(通年の空調負荷の低減率)≒約4.4%

電気代の削減見込みの試算。34.7%×12.8%≒約4.4%。100床あたりの電気料金約3,390万円×約4.4%≒年間約149万円の削減見込み
電気代の削減見込み(100床あたり・通年の削減率で試算)

調査の100床あたりの電気料金(年間約3,390万円)に当てはめると、年間約149万円の削減見込みです。

※仮定にもとづく単純計算です。
34.7%は夏の夕方の電力の割合で、年間の電気代に占める割合ではありません。
窓のない区画の空調には効果が及びません。

給与費や材料費のように削りにくい費用が増えるなか、患者さんに我慢をお願いせずに見直せる費用のひとつです。

節電ガラスコートで窓からの熱の出入りが抑えられるため、空調の設定温度を緩めても快適さを保ちやすくなります。

業種ごとの空調の割合は、電気代のうち、空調が占める割合を知ろう(法人向けページ)で紹介しています。

※導入前の個別シミュレーションは、ご要望に応じて法人のお客様のみ承っています。

費用の目安と導入の進め方

節電ガラスコートは税込13,200円〜/㎡(税別12,000円〜)です。
すりガラス(型板ガラス)タイプは税込15,400円〜/㎡(税別14,000円〜)です。

最低施工面積は10㎡で、これを下回る面積でも10㎡分(132,000円〜・税込)を申し受けます。

諸費用(養生・運搬・現場経費等)・出張費・高所費は、別途お見積りとなります。

施工は最短1日です。
食堂やデイルームなどの共用の空間や、空いている病室から順に進めるため、病棟を止めずに済む範囲で対応します。

早朝や夜間の施工にも対応します。
ただし6〜9時と18〜23時は25%増、23〜6時は50%増となります。

病棟での進め方や施工時の換気、施工できる窓の確かめ方は、病院の電気代はなぜ下がらない?病棟の窓から始める省エネ対策で詳しく紹介しています。

導入までの流れ(法人のお客様)。お問い合わせフォームからご相談、ヒアリング、お見積り(無料)、施工できるかの確認、日程・時間帯の調整、施工
導入までの流れ(法人のお客様)

医療施設での施工実績

本製品は、日本医科大学千葉北総病院で施工いただいております。

メーカーの施工実績には、医療・福祉施設が含まれています(メーカー資料による)。
メーカー全体では、世界30カ国以上・施工面積100万㎡超の実績があります(メーカー公表値)。

よくある質問

Q. 入院中の患者さんがいる病棟でも施工できますか?

A. 空いている病室から、病室単位で進めます。
食堂やロビーなどの共用の空間は、使わない時間帯に施工できます。

時間外の施工は、割増(6〜9時/18〜23時は25%増、23〜6時は50%増)が加算されます。

Q. 自院の条件で、電気代の削減額を試算できますか?

A. ご要望に応じて、法人のお客様には導入前の個別シミュレーションを承っています。
窓の写真や図面とあわせてご相談ください。

Q. 病室が暗くなりませんか?

A. 施工後も、可視光透過率は75%以上を保ちます。
膜厚は約8μmと薄く、仕上がりは薄い水色になります。

Q. どのくらい持ちますか?

A. 15年以上です(屋内施工の場合・メーカー調べ)。
遮熱フィルムの5〜10年と比べて約2倍で、貼り替えの手間を減らせます。

まとめ

  • 医業利益が赤字の病院は75.1%(2025年度・病院経営定期調査)
  • 100床あたりの電気料金は年間約3,390万円
  • 給与費・材料費・委託費は削りにくく、電気代は自院で見直せる費用
  • 医療機関の電気代は、窓の遮熱で約4.4%削減できる見込み(通年の削減率で試算)
  • 共用の空間と空いている病室から、病棟を止めずに進められる

削りにくい費用が増えるなか、窓は患者さんに我慢をお願いせずに手を打てる場所です。

まずは窓の写真・図面をお送りください

お見積りは無料です。
お問い合わせフォームか、info@larth.co.jp 宛てのメールで、窓の写真・図面・サイズをお送りください。

施工できるかどうかと、概算のお見積りをお返しします。

【法人の方】お問い合わせ・無料お見積りはこちら

体感キットのお申し込みはこちら

窓の遮熱で電気代を見直す(法人向けページ)

関連コラム

この記事に関するよくある質問

Q.節電ガラスコートとは何ですか?
A.今ある窓ガラスの内側のガラスに、施工するガラスコートのことです。夏は近赤外線をカットして太陽からの直射熱が入るのを抑え、日射のある日中の空調にかかる負荷を軽減します。環境省の環境技術実証事業(ETV)で、夏の冷房時の空調負荷を約25%低減、冬場を含む通年では12.8%低減した試験結果がございます。空調費が電気代の50%を占める施設であれば、ETVの通年の空調負荷低減率12.8%から、電気代全体では6.4%の削減につながると試算できます。また、紫外線(紫外線A波、紫外線B波)をカットもできます。近赤外線と紫外線をWでカットできるのも節電ガラスコートの特徴です。
Q.デメリットはありますか?
A.主なデメリットとして、施工時に除光液のような溶剤臭が発生すること(換気により2〜3時間でほとんど気にならなくなり、完全に抜けるまでは半日程度)、完全硬化まで夏は約半月・冬は約1か月かかるため窓の清掃をお待ちいただくこと、防音効果や防犯ガラスとしての機能はないことが挙げられます。ただし、低コスト・高耐久・遮熱・UVカットといったメリットを総合的に考えると、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。
Q.電気代の削減効果を試算してもらえますか?
A.お見積りは無料です。窓の写真や図面をお送りいただいたうえで作成します(【法人の方】お問い合わせフォーム/【個人の方】公式LINE)。そのうえで、電気代削減シミュレーションをご希望の場合は、ご要望に応じて法人のお客様のみ承っております(施設の窓面積、方角、空調設備などの情報をもとに作成します)。個人のお客様は空調の利用ペースによる差が大きく、試算が実態と合わないため、削減シミュレーションのご提供は行っておりません。なお、環境省の環境技術実証事業(ETV)では、夏の冷房時の空調負荷を約25%低減した試験結果がございます。
Q.節電ガラスコートの特徴は?
A.既存の窓ガラスにコートすると、太陽の赤外線を、コート面でいったん約60%吸収し、そのうち約40%を入ってきた側へ再放射することで、室内への熱の流入を抑えます。直射日光が当たるときは最大約20℃、日光が少し当たる程度でも約2〜3℃の温度差が見込めます(メーカー公表値)。また、紫外線を99%以上カットし、結露の発生を抑制する効果もあります。
Q.施工にかかる時間はどのくらいですか?
A.窓の面積や枚数によりますが、一般的な住宅(窓10枚程度)であれば1日で完了します。オフィスビルなどの大規模案件でも、1フロアあたり1〜2日が目安です。コートの乾燥時間は夏場で約30分、冬場で約1時間です。
その他のよくある質問を見る →

対応エリアから探す

東京・神奈川・埼玉・千葉を中心に、全国へ出張施工に対応しています。お住まいの地域の対応状況はこちらからご確認ください。

対応エリア一覧を見る →
多田

この記事を書いた人

多田

断熱リフォーム事業の責任者を経験し、全国の中古住宅の断熱性能を高める必要性を強く実感するも、コスト面(最低でも1,000万円〜)で全国に広めていくことの難しさを痛感。独立後に『コストを抑えて高い効果を発揮する節電ガラスコート』に出会い、自身で事業展開。法人施設から個人住宅まで様々な現場を手がけるとともに、法人向けに節電コンサルティング事業も行っている。

お客様の声

施工後のリアルな感想は
Instagramハイライトにて公開中!

実際に「節電ガラスコート」を導入されたお客様の生の声や、施工現場の様子をInstagramで随時発信しています。
プロフィール画面の「お客様の声」ハイライトから、ぜひチェックしてみてください。

Instagramでハイライトを見る
Instagramプロフィール画面

インスタグラマーとのコラボ

有名インスタグラマーさんのご自宅にも節電ガラスコートが採用されています。

メディア掲載歴

すべてのメディア掲載を見る

お気軽にお問い合わせください

無料見積もり・ご相談を承っています

電話お問い合わせ簡単見積