窓の遮熱対策は、節電ガラスコートショップにお任せください。
法人向けライター: 多田

スーパー・小売店舗の暑さ対策|窓際の売場・レジが暑い原因と改善方法

夏の店舗運営で「窓際の売場だけ暑い」「レジまわりが西日で厳しい」という悩みは非常に多く聞かれます。エアコンの設定温度を下げても、窓際だけは涼しくなりません。

結論からお伝えすると、原因は空調の能力不足ではなく、窓から入り続ける日射熱です。窓ガラスの側で日射を止めれば、営業を止めずに改善できます。

この記事では、スーパーをはじめとする小売店舗の暑さの原因と対策を、実際の導入事例を交えて解説します。

店舗の窓際が暑くなる本当の原因

夏の冷房時、屋外から室内に入る熱の約73%は窓などの開口部からです(一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会)。屋根や壁には断熱材が入っていますが、窓ガラスは日射をほとんど素通しにします。

とくに店舗は住宅より窓の影響を受けやすい環境です。

  • 集客のためガラス面が大きく、日射がそのまま売場に届く
  • 出入口の開閉が多く、冷気が逃げやすい
  • 照明・冷蔵ケースなど発熱する設備が多い

「設定温度を下げても窓際が冷えない」のはなぜか

空調設計では、窓から3〜5mほどの帯をペリメータゾーンと呼びます。外気と日射の影響を直接受けるエリアで、店内の奥とは環境がまったく違います。

日射が入り続ける限り、このゾーンは空調を強めても暑いままです。しかも設定温度を下げると、影響を受けていない店内の奥は冷えすぎます。結果として、窓際は暑いのに電気代だけが上がる状態になります。

つまり、設定温度を下げるのは対症療法です。熱の入口である窓そのものを塞ぐほうが、はるかに効率的です。

窓際の暑さが店舗にもたらす3つの損失

窓際の暑さが店舗にもたらす3つの損失(お客様の快適性・従業員の労働環境・空調費)
窓際の暑さが店舗にもたらす3つの損失。お客様の快適性、従業員の労働環境、空調費に影響します。

1. お客様の快適性の低下

レジ後方の袋詰めスペース(サッカー台)は、窓に近い配置の店舗が多くあります。夏場や西日の時間帯には直射熱の影響を受け、袋詰め中のお客様が暑さに耐える状態になります。

滞在の最後に不快な思いをさせることは、店舗の印象に直結します。

2. 従業員の労働環境と熱中症リスク

2025年6月1日から、労働安全衛生規則の改正により、職場の熱中症対策が事業者の義務になりました。

対象は、暑さ指数WBGT28度以上または気温31度以上の場所で、連続1時間以上または1日4時間を超えて行われることが見込まれる作業です。屋内・屋外を問いません。

義務づけられたのは次の3点です(厚生労働省)。

  • 熱中症のおそれがある人を見つけたときの報告体制の整備
  • 作業からの離脱・身体の冷却・受診など、悪化を防ぐ手順の作成
  • 上記を関係する作業者へ周知すること

違反した場合は6か月以下の拘禁刑または50万円以下の罰金が科されます。

ここは正確にお伝えします。義務化されたのは体制・手順・周知であって、窓の改修工事が義務になったわけではありません。

ただし裏を返せば、暑さそのものを下げてしまえば、熱中症のリスクも報告対応の負担も減らせます。

レジのように長時間の立ち業務が続く持ち場では、環境の改善が最も効く対策です。

詳しくは「職場の熱中症対策義務化」の記事で解説しています。

3. 空調費の高騰

窓から熱が入り続ける限り、空調は余計に働き続けます。電気代の高止まりが続くいま、熱の入口を塞ぐことが最も効率のよい省エネです。

なお、エネルギー使用量が原油換算で年1,500kl以上になる事業者は、省エネ法上の特定事業者として毎年7月末までの定期報告が必要です。

フランチャイズチェーンでは、本部が加盟店分を合算して報告する仕組みです。1店舗ごとの空調負荷の削減が、本部の報告数値にそのまま効いてきます。

電気代への効果は、どう考えればよいか

「で、電気代はいくら下がるのか」——これが最も気になる点だと思います。計算の考え方はシンプルです。

電気代の削減率 = 電気代に占める空調の割合 × 空調費の下がり幅

空調そのものへの効果については、夏の冷房時の空調負荷を約25%低減した試験結果(環境省・環境技術実証事業)があります。

※試験で得られた数値であり、当社の施工事例の数値ではありません。

電気代への効果の考え方:空調負荷を約25%低減した試験結果(ETV)×空調費50%の仮定=単純計算で約12%
電気代への効果の考え方。※空調負荷約25%低減は環境省・環境技術実証事業(ETV)の試験で得られた数値であり、当社の施工事例の数値ではありません。

電気代全体でみると、たとえば空調費が電気代の50%を占め、空調費が約25%下がったと仮定した単純計算で、約12%となります。

※あくまで仮定に基づく単純計算です。空調の割合は、業種や店舗の設備構成(冷凍・冷蔵ショーケースの多さなど)によって大きく異なります。

実際の削減幅は窓の面積・方角・空調の使い方によって変わります。導入前の個別シミュレーションは、ご要望に応じて法人のお客様のみ承っています。

店舗でできる窓の暑さ対策を比較する

店舗の窓の暑さ対策4つを費用・耐用年数・営業への影響で比較した表
店舗の窓の暑さ対策4つの比較。※節電ガラスコート以外の金額は税別の一般的な目安(当社調べ・2026年時点)です。

ブラインドやロールスクリーンは初期費用こそ安く済みますが、売場の開放感と採光を損ないます。集客のために「見え方」を保ちたい店舗では、そもそも選びにくい選択肢です。

窓ガラス自体を対策する方法は、大きく4つあります。

  • 節電ガラスコート:税込13,200円〜/㎡(税別12,000円〜)。ガラスに専用液剤を塗布する工法。透明性を保ったまま遮熱でき、営業中でも施工可能です
  • 遮熱フィルム:18,000円〜/㎡。効果はあるものの、耐用年数5〜10年で貼り替えが必要です。ミラー調になる製品もあります
  • 内窓(二重窓):40,000円〜/㎡。効果は高い一方で工事が必要になり、窓が二重になります
  • Low-Eペアガラスへの交換:45,000円〜/㎡。性能は高いものの、工事の規模と費用が大きくなります

※節電ガラスコート以外は税別の一般的な目安(当社調べ・2026年時点)です。実際の金額は施工業者・現場により異なります。

※節電ガラスコートは税込13,200円〜/㎡。他社商品は税別の一般相場です(出典:料金・費用相場)。

工法ごとの数値比較は「窓の遮熱工法3選を徹底比較」でさらに詳しく解説しています。

節電ガラスコートが店舗に向いている理由

節電ガラスコートは、既存の窓ガラスにローラーで専用液剤を塗布する遮熱コーティングです。店舗運営との相性がよい特徴があります。

  • 休業不要:1店舗あたり1〜2日程度で施工完了。営業中の店舗でも施工できます
  • 見た目を変えない:若干の青みが出る程度で、売場の開放感を損ないません
  • 近赤外線を80%以上カット:暑さの原因となる日射熱を抑えます
  • 紫外線を99%以上カット:商品や内装の日焼け・色あせを防ぎます
  • 結露の発生を50%以上抑制(メーカー公表値。完全に防ぐことはできません):冬場の窓まわりの水滴を減らせます
  • 耐久年数は15年以上が目安(屋内施工の場合・メーカー調べ):遮熱フィルム(5〜10年)のような貼り替えサイクルがありません
  • 第三者機関による実証:遮熱効果は、環境省の環境技術実証事業(ETV)をはじめとする第三者機関の試験で確認されています。夏の冷房時の空調負荷を約25%低減した試験結果があります(※試験で得られた数値であり、当社の施工事例の数値ではありません)

見落とされがちな「商品を守る」効果

窓際の課題は暑さだけではありません。西日が当たる売場では、次のような被害が日常的に起きています。

  • 食品パッケージ・衣料品・雑貨の退色
  • POPや値札の色あせ
  • 床・壁・什器の日焼け
  • 眩しさで商品やサイネージが見えにくくなる

紫外線を99%以上カットすることで、これらの劣化を大きく減らせます。廃棄ロスや什器の更新頻度まで含めて考えると、暑さ対策の投資対効果はさらに大きくなります。

生花や日配品を扱う売場での考え方は「商品の日焼け・色褪せを防ぐUVカット対策」で解説しています。

導入事例:スーパーマーケット「オーケー」様

「高品質・Everyday Low Price」で知られるオーケー様に、節電ガラスコートを導入いただきました。

目的は、サッカー台周辺の暑さ・寒さと、レジスタッフの労働環境の改善です。対象は複数店舗と本社オフィスです。

導入前には、施工せずに遮熱効果を確かめられる「体感キット」と、本社オフィスでのトライアル施工で効果を確認。

トライアルでは効果を体感した社員の方から「自分たちの近くの窓も施工してほしい」と要望が出るほどでした。営業中の店舗でも休業なしで施工が完了しています。

そのほかの業種を含む事例は施工事例一覧でご覧いただけます。

費用の目安と社内稟議の進め方

費用は窓の面積で決まります。窓のサイズを入力するだけで概算がわかる簡単見積(無料)をご用意しています。複数店舗の一括見積にも対応します。

「効果が事前にわからないと稟議が通らない」という場合は、体感キット→トライアル施工→本格導入と段階を踏む進め方が有効です。手順は「暑さ対策を社内で通す3ステップ」にまとめました。

詳しい価格の考え方は「節電ガラスコートの費用ガイド」をご覧ください。

よくある質問

営業しながら施工できますか?

できます。日中は匂いのない作業を中心に進めるため、店舗営業に大きな影響を与えません。1店舗あたり1〜2日程度で完了します。

効果はいつ実感できますか?

日射を遮る製品のため、効果を発揮するのは日差しのある日中です。西日の強い時間帯ほど違いを感じやすくなります。夜間の暑さには効果がありませんので、その点は正直にお伝えしておきます。

冬は寒くなりませんか?

窓の性能が上がることで、冬場は窓面からの冷気(コールドドラフト)の緩和にも寄与します。結露の発生も50%以上抑制されます。

どんなガラスにも施工できますか?

網入りガラスや複層ガラスは、もともと熱割れが起きやすい種類です。遮熱の施工は、フィルム・コーティングを問わず熱割れのリスクを高めます。

節電ガラスコートはフィルムよりは熱割れリスクが低く、施工できるケースもあります。ただしリスクがゼロになるわけではなく、リスクが高いと判断した場合は施工をお断りしています。

可否は公式LINEで窓の写真や図面をお送りいただいたうえでご確認ください。なお熱割れ計算は、リスクがありそうな箇所やご要望があった場合に実施しています。

導入前に効果を確かめられますか?

施工せずに遮熱効果を体感できる体感キットをご用意しています。ハロゲンライトの熱で施工前後の違いをその場で比較できます。

まとめ:窓の遮熱は「お客様・従業員・電気代」の三方良し

窓際の暑さは、空調を強めても解決しません。日射が入る限り、ペリメータゾーンは暑いままだからです。熱の入口である窓ガラスの側で止めることが、遠回りに見えて最短の対策になります。

節電ガラスコートなら、休業なし・見た目そのまま・15年以上の耐久で、お客様の快適性、従業員の労働環境、空調費の3つを同時に改善できます。

北海道から沖縄まで全国対応しています。まずはお気軽にご相談ください。

※本記事の数値は、環境省の環境技術実証事業(ETV)をはじめとする第三者機関の試験結果および公的機関の公表データに基づくものであり、当社の施工実績ではありません。

導入前の個別シミュレーションは、ご要望に応じて法人のお客様のみ承っています。

この記事に関するよくある質問

Q.節電ガラスコートとは何ですか?
A.今ある窓ガラスの内側のガラスに、施工するガラスコートのことです。夏は近赤外線をカットして太陽からの直射熱が入るのを防ぎ、日射のある日中の空調にかかる負荷を軽減します。環境省の環境技術実証事業(ETV)の実証試験では、夏の冷房時の空調負荷を約25%低減した結果が得られています。これは試験で得られた数値であり、当社の施工事例の数値ではありません。なお電気代全体に対する削減率は「空調費の削減率 × 電気代に占める空調費の割合」で決まる別の数値で、その施設・ご家庭の空調の利用割合によって変わります。たとえば電気代の50%を空調費が占め、空調費が約25%下がった場合の単純計算で、電気代全体のおおよそ12%にあたります。また、紫外線(紫外線A波、紫外線B波)をカットもできます。近赤外線と紫外線をWでカットできるのも節電ガラスコートの特徴です。
Q.デメリットはありますか?
A.主なデメリットとして、施工時に除光液のような溶剤臭が発生すること(換気により2〜3時間でほとんど気にならなくなり、完全に抜けるまでは半日程度)、完全硬化まで夏は約半月・冬は約1か月かかるため窓の清掃をお待ちいただくこと、防音効果や防犯ガラスとしての機能はないことが挙げられます。ただし、低コスト・高耐久・遮熱・UVカットといったメリットを総合的に考えると、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。
Q.電気代の削減効果を試算してもらえますか?
A.現地調査・お見積りは無料で承っております。そのうえで、電気代削減シミュレーションをご希望の場合は、ご要望に応じて法人のお客様のみ承っております(施設の窓面積、方角、空調設備などの情報をもとに作成します)。個人のお客様は空調の利用ペースによる差が大きく、試算が実態と合わないため、削減シミュレーションのご提供は行っておりません。目安として、一般的にオフィスビルでは空調費の約15%の削減が見込めます。高圧電力契約の場合は、ピークカットによる基本料金の引き下げ効果も加わるため、削減効果はさらに大きくなります。なお環境省の環境技術実証事業では夏の冷房時の空調負荷を約25%低減した結果が得られており、こちらの数値は建物の構造や窓の面積・方角による差を考慮して控えめに見積もった目安です。実証値は試験で得られた数値であり、当社の施工事例の数値ではありません。
Q.節電ガラスコートの特徴は?
A.既存の窓ガラスにコートすると、夏は暑い太陽熱をコートした面で、いったん約60%吸収し、その内の40%近くを再放射します。その分遮熱します。西日など直射日光のきつい窓では、同製品を扱う施工店の調査で、施工箇所と未施工箇所に最大約20℃の温度差が出た事例があります(ガラス張りショールームで13日間測定した個別事例の最大値です。効果は窓の方角・ガラスの種類・建物の条件により異なり、すべてのお客様に同じ効果をお約束するものではありません)。室内全体では2〜3℃の温度低下が見込めます(メーカー公表の一般値で、建物の条件により異なります)。また、紫外線を99%以上カットし、結露の発生を抑制する効果もあります。
Q.施工にかかる時間はどのくらいですか?
A.窓の面積や枚数によりますが、一般的な住宅(窓10枚程度)であれば1日で完了します。オフィスビルなどの大規模案件でも、1フロアあたり1〜2日が目安です。コートの乾燥時間は夏場で約30分、冬場で約1時間です。
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多田

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多田

断熱リフォーム事業の責任者を経験し、全国の中古住宅の断熱性能を高める必要性を強く実感するも、コスト面(最低でも1,000万円〜)で全国に広めていくことの難しさを痛感。独立後に『コストを抑えて高い効果を発揮する節電ガラスコート』に出会い、自身で事業展開。法人施設から個人住宅まで様々な現場を手がけるとともに、法人向けに節電コンサルティング事業も行っている。

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