窓の暑さ・寒さ対策、どっちが正解?「ペアガラス」と「節電ガラスコート」の決定的な違いとは?
窓対策の代表格「ペアガラス」と注目の「節電ガラスコート」を徹底比較!!

窓の断熱対策の代表格といえば「ペアガラス(複層ガラス)」ですが、最近注目を集めているのが「節電ガラスコート」です。どちらも窓の断熱・遮熱を改善する手段ですが、その仕組みや得意な季節、コストは大きく異なります。

(2枚の窓ガラスの間に空気層があり、伝導による熱移動を防ぐ)
本記事では、ご自宅やオフィスなどで窓の環境改善を検討されている方に向けて、ペアガラスとガラスコーティングのどちらを選ぶべきか、**「施工手間」「熱の伝わり方の違い」「価格」**の3つのポイントから徹底比較します。
① 工事の手間(交換か、塗るだけか)
窓対策を行う上で、最初につまずきやすいのが「工事の規模」です。
ペアガラス(窓ごと交換)の場合: 既存のサッシごと交換するか、ガラスのみを専用のアタッチメントで交換する大掛かりな工事が必要です。特に分譲マンションや賃貸ビルなどでは、窓ガラスは「共用部」にあたるため、管理組合やオーナーの許可が下りず、個人の判断で勝手に交換できないケースが少なくありません。
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節電ガラスコート(今ある窓に塗るだけ)の場合: 今ある窓ガラスの内側に、直接専用のコーティング剤を「塗布」するだけです。窓の交換や撤去工事が不要で、数時間〜最短1日で施工が完了します。大掛かりな足場なども基本的には不要なため、日常生活や業務への影響を最小限に抑えられ、マンションなどでも導入しやすいのが特徴です。
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② 熱の伝わり方(伝導か放射か)
どちらも「熱を防ぐ」という目的は同じですが、アプローチが異なるため、得意な季節が変わります。
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出典:輻射熱とは?工場・倉庫の暑さを科学的に理解し対策する(https://www.tenpal.co.jp/article/sheet-partition/a81)
熱の伝わり方には3種類ありますが、その中でも夏と冬、対策を行う場所によって、対処すべき熱の伝わり方が変わります。
ペアガラスは「伝導」を抑える=冬に強い ペアガラスは、2枚のガラスの間に空気(またはガス)の層を設けることで、熱の**「伝導(物質を伝わって熱が移動すること)」**を防ぎます。ダウンジャケットのように暖かい空気を逃がさないため、冬の室内の保温や、やっかいな結露対策に絶大な効果を発揮します。ただし、太陽のジリジリとした日差しはそのまま通してしまうものも多く、夏の暑さ対策としては不十分な場合があります。
節電ガラスコートは「放射」を防ぐ=夏に強い 節電ガラスコートは、太陽からの赤外線や紫外線を吸収・反射することで、熱の**「放射(電磁波として熱が移動すること)」**を防ぎます。日傘のように直接的な日差しの暑さをカットするため、夏の遮熱・冷房効率アップに絶大な効果を発揮します。冬場も室内の暖房熱を逃がしにくくする断熱効果はありますが、結露を完全に防ぐ力はペアガラスに軍配が上がります。
つまり、直射日光などがあたって暑い場合には節電ガラスコート、外の温度が内側に伝わって不快な温度になっている場合には、ペアガラスが効果的ということになります。
③ 価格(初期費用と生涯コスト)
コスト面でも両者には明確な違いがあります。(※一般的な目安価格)
- ペアガラス:45,000円〜 / ㎡ ガラス本体の価格に加え、既存ガラスの撤去費用、サッシの交換・調整費用などがかかるため、初期費用が高額になります。家やオフィスの窓をすべて交換するとなると、数十万〜数百万円規模の投資になることもあります。
- 節電ガラスコート:12,000円〜 / ㎡ 既存の窓をそのまま活かせるため、材料費と施工費のみで済み、圧倒的に低コストで導入可能です。
ペアガラスへの交換と節電ガラスコートの大きな違いは価格面です。
ペアガラスへの交換はサッシ枠からの取り替えになるケースが多く(ほかにはカバー工法など)、その場合にはコストは他の工法と比較しても割高になります。(ただし、見栄えはよくなるケースが多い)
一方で節電ガラスコートは既存の窓ガラスに塗るだけなので、安価に導入ができます。
また②で記載したそれぞれの強みの違い(夏に強いか、冬に強いか)から、ペアガラスに交換した上で節電ガラスコートを塗布するケースも増えております。
窓ガラス対策の比較表
比較項目 | ペアガラス | 節電ガラスコート | (参考)遮熱フィルム |
|---|---|---|---|
施工の手間 | 窓の交換が必要(大掛かり) | 既存の窓に塗るだけ(数時間〜1日) | 窓の内側に貼る |
得意な季節 | 冬(熱伝導を抑える・結露防止) | 夏(熱放射をカット・遮熱) | 夏(熱放射をカット・遮熱) |
価格の目安 | 45,000円〜 / ㎡ | 12,000円〜 / ㎡ | 15,000円〜 / ㎡ |
マンション等の導入 | 困難な場合あり(窓枠は共用部) | 導入しやすい(内側から塗るため) | 導入しやすい(内側から貼るため) |
耐久年数 | 15〜20年以上 | 15年以上 | 7-10年 |
見た目・景観 | サッシが太くなる場合あり | 透明度が高くクリア | 色味があり、大きい窓では真ん中での継ぎ目が目立つ |
まとめ:お悩みに合わせて最適な選択を
窓ガラス対策は、一度施工したら長期間使い続ける大切な設備投資です。 冬の厳しい寒さや窓の結露に悩まされているなら”ペアガラス”
夏のジリジリとした暑さや冷房の効きの悪さを改善しつつ、初期費用をグッと抑えたいという方には ”節電ガラスコート” が圧倒的におすすめです。
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さらには、夏も冬も気になる場合には、『ペアガラスへの交換×節電ガラスコート』もおすすめです。
弊社では、業界最安級の価格にて節電ガラスコートの施工を承っております。「うちの窓には施工できる?」「実際にどれくらい空調代が下がるの?」といった疑問がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
この記事を書いた人
多田
断熱リフォーム事業の責任者を経験し、全国の中古住宅の断熱性能を高める必要性を強く実感するも、コスト面(最低でも1,000万円〜)で全国に広めていくことの難しさを痛感。独立後に『コストを抑えて高い効果を発揮する節電ガラスコート』に出会い、自身で事業展開。法人施設から個人住宅まで様々な現場を手がけるとともに、法人向けに節電コンサルティング事業も行っている。
インスタグラマーとのコラボ
有名インスタグラマーさんのご自宅にも節電ガラスコートが採用されています。
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